世の中の悪魔ども
ニュースで報じられる、ひき逃げ犯の供述に憤りを感じている。
「何かにぶつかった気がしましたが、人だとは思いませんでした」
あのさ、逃げといてその言い草はなんだ。
人じゃなかったら車ベコベコでもそのまま走り去るのか。
それともあれか、「平氏でなければ人ではないわ」的な源氏的な観点か。
人だとわかってたけど、自分は人だと認めてないってことか。
人を殺しておいて、その被害者の人格までも否定するってのか。
確かにお前は俺たちと同じ人間じゃねえ!
人間の皮を被った悪魔だぁぁぁ!
滅べ人間どもおおお!
……って、
たまたま観たニュースでそんなにならなくてもって話なんだけど。
ひき逃げ犯の供述がみんなだいたい一緒なのは確かなんだよ。
「君に出会えた奇跡」、「君を守りたい」、みたいな歌詞で溢れるJ-POPの様相です。
下着泥棒の供述の方がまだ酌量の余地があるわ。
以前観たニュースでは、「女性の穿いたパンツの匂いを嗅ぎたかった」…
…だよ。
正直すぎて、「だよねー」としかリアクションのしようがない。
これが、「何かのパンツを盗んだ気がしたが、人だとは思わなかった」だったら通用しないよ。
盗まれた方の女子も、「私、人間じゃなかったんだドルゲー」ってなっちゃうだろ。
パンツを盗まれ人権まで侵害されちゃったら立ち直れないだろ。
だからみんなもひき逃げをした際には、自分に正直な供述をお願いします。
「誰かにぶつかった気がしましたが、人だとは思いませんでした」
「人にぶつかった気がしましたが、何かだとは思いませんでした」
「何かにぶつかった時こそ、大きく羽ばたけるチャンスだと思いました」
「源氏にぶつかった気がしましたが、人だとは思いませんでした」
「火炎放射器で消毒しましたが、汚物だと想いました」
以上のような供述は、この東方神起ファンのわたしが許さない!
嘘です。
でももうどこからどこまでが嘘なのかわからない。
あーなんだかのんびりとしたゆるいお祭りとかに行きたい気分だ。